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宮田 愛萌 公式ブログ

宮田 愛萌
みやた まなも
出身地 東京都
生年月日 1998年4月28日
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  2018年07月  
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スナック眞緒物語#2


ブログ開いていただいてありがとうございます



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昨日のSHOWROOMありがとうございました◎



第4金曜日。
スナック眞緒物語のお時間です🕓

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カランコロン。
「あら、いらっしゃい。」
お店のドアのベルが鳴り、スナック眞緒の店内に眞緒ママの甲高い声が響く。
「…あ、あの……」
戸惑ったように入口に立ち尽くす若いOLは、バイトのまなもに促されるようにしてカウンターの端に座る。目の下のクマ、禿げかけたネイル、ヒールのすり減ったパンプス。疲れ果てていることは一目瞭然だった。
「貴女、初めてよね。じゃあまずは一杯ね!」
眞緒ママがいつものようにバイトのまなもを呼ぼうとすると、いつの間に作っていたのか、まなもがするりとオムレツをOLの前に置いた。
「疲れているように見えたから、食事しっかりとっていないんじゃないかと思って。まずは何か胃に入れてから、飲んでください。」
まなもがそう言って微笑むと、眞緒ママの方に向き直って小声で怒る。
「空腹時にアルコールを入れたらダメって言ったじゃないですか!一緒に勉強しましたよね⁉︎」
「うっかりしてたわ〜。しっかりしたバイトがいると安心ね!」
そのやりとりを聴きながらOLはクスリと笑った。こんなに穏やかな気分になったのは久しぶりで、口元を緩ませながらオムレツを口に運ぶ。
サクッ。
………サクッ⁉︎
その不思議な食感にOLは戸惑いながらも次々へと口へ運んで行き、あっという間に食べ終わってしまった。
「ごちそうさまでした。美味しかったです。なんだか、不思議な食感で。」
「良かったわ。まなものオムレツは美味しいのよね!でもそんなに疲れているなんて、どうしたの?」
「実は、毎日仕事の疲れが取れないんです。食欲もわかないし、何もやる気が起きなくて。」
「それは大変ね!」
眞緒ママが大きく頷いた時、バイトのまなもがスッとグラスをOLのもとに差し出した。
「これ、あちらのお客様からです。」
「…えっ?」
眞緒ママがそれを見て何か閃いたように目を輝かせた。
「そうだわ!貴女もけやき坂46の握手会に行けばいいのよ!疲れを癒されたいならぴったりの子がいるわ。ね、坂之上さん♪」
“あちらのお客様”こと坂之上氏は眞緒ママにそう問いかけられて、納得したように頷いた。
「そうですね。きっと癒されると思います。」
OLは目の前でどんどん進められて行く会話に困惑していると、バイトのまなもがカウンターの中でふふっと笑った。
「うちのママ、少し強引なんですけど絶対大丈夫なので、信じて下さい。」

そうしてよくわからないまま次の休みに眞緒ママと、風邪をひいたバイトのまなもに変わって坂之上氏に連れてこられたのはけやき坂46の握手会だった。OLレーンに掲げられたプレートの名前を口に出してみた。
「…潮紗理菜ちゃん?」
「きっと癒されること間違いなしですよ!」
坂之上氏は笑顔で頷く。

 握手会が終わった帰り道、OLは興奮した様子で坂之上氏に話続けた。
「本当に癒されますね!疲れが吹き飛んだ気がしました!声も顔も可愛いし、本当に癒しの聖母みたいな感じで、心が浄化されて…!」
坂之上氏はニコニコと話を聞いている。
眞緒ママはそんな2人の様子を見て満足気に笑った。
「なんだかお似合いの2人ね。」

それから、坂之上氏とOLはどんどん仲良くなっていった。OLは初めて来店した時とは見違えるように明るくなっていった。艶々とした肌にピカピカに整えられたパンプス、ネイルはパープルとホワイトに染められ、いつも目を輝かせて坂之上氏と話している。
そしてある日。
「僕たち、結婚することになりました。」
唐突に告げられた祝報に眞緒ママとバイトのまなもは顔を見合わせた。
「それで、結婚式の二次会はこのスナック眞緒でやりたいんですけど…」
左手の薬指に指輪を光らせたOLがおずおずと申し出る。眞緒ママはいつものようににっこりと笑って言った。
「もちろん、喜んで!」


今日もスナック眞緒は大繁盛♪



原案:井口眞緒  文:宮田愛萌
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お読みいただきありがとうございました


   スナック眞緒#2